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花柳 貴伊那   日本舞踊公演
「Signet vol.1」(シニエ)

2024年10月23日(水) 

18:30開場 19:00開演

​豊洲シビックセンターホール

ー《言葉》が紡ぐ、日本舞踊の世界へ ー​​

三味線音楽や箏曲といった伝統音楽にのせて踊る日本舞踊。それらの楽曲には歌詞《言葉》があり、舞踊の表現に大きな影響を与えています。本公演では、第一部で古典作品(箏曲)、第二部では貴伊那による創作作品(クラシック音楽・現代音楽)を上演。美しい《言葉》によって育まれた、日本舞踊の伝統と現在(いま)を見つめます。

花柳 貴伊那 KIINA HANAYAGI

1998年生まれ。6歳より日本舞踊を花柳貴答師に師事。 自身で構成・振付をした創作日本舞踊作品の発表を主として活動。日本舞踊の古典的表現を要に、クラシック音楽・現代曲など多分野の音楽へ振付を行う。2008年坂東玉三郎特別舞踊公演『鏡獅子』に胡蝶の精役で出演。2020年 東京藝術大学音楽学部邦楽科を卒業。安宅賞、同声会賞、アカンサス賞、東京藝大アートフェス2021にて『光 ー日本舞踊創作曲ー』が優秀賞を受賞。2021年度 第15回奏楽堂企画『朔夜姫ー続・竹取物語ー』作・演出・主演。東京ミッドタウン日比谷〈NEXTアーティスト〉。 2022年 野田秀樹演出「東京キャラバン the 2nd」に出演。 2023年 東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程を修了。大学院アカンサス賞を受賞。邦楽演奏・日本舞踊家集団〈蒼天〉所属。

プログラム

地歌 『鐘ヶ岬』 歌舞伎公演の人気演目、長唄『京鹿子娘道成寺』を、初代中村富十郎が地歌にはめ込んで踊ったことで生まれたのがこの地歌『鐘ヶ岬』です。 優美な箏の音と共に、女性の内側に秘められた情愛・悲しみ・苦しみが所作の一つ一つに映されています。

創作 『月の連作』 Ⅰ.ドヴォルザーク:《歌劇》ルサルカ より「月に寄せる歌」 オペラ×日本舞踊のコラボレーションをお楽しみください。 Ⅱ.ドビュッシー:「月の光」 気高くも寂しい月夜の情景を浮かべていただけますように。 Ⅲ.松永悠太郎:『朔夜姫(さくやひめ)ー続・竹取物語ー』第二幕より「朔夜(さくや)と珂瑠(かる)」 月へと帰った愛する人を、心のどこかで待ち続けてしまう珂瑠(帝)の人物像を掘り下げます。

創作 『玉の緒』 (新作) 本公演初演となる、新作日本舞踊です。 松永悠太郎氏作曲の新曲による、デュオの舞踊作品です。 美しい古語「玉の緒」が帯びる死生観をモチーフにしています。

その他

出演者

 松永 悠太郎 作曲:ピアノ

 松原 みなみ  ソプラノ

 久保 浩助  地歌箏曲

 細川 喬弘 地歌箏曲

 福原 寛瑞   篠笛

 花柳 梨道  日本舞踊

主催・制作

花柳 貴伊那

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スタートアップ助成

公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京

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